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J-GLOBAL ID:201002246080321122   整理番号:10A1152033

生体機能ナノプラットフォーム用のZnO薄膜上の選択式タンパク質吸着

Selective Protein Adsorption on ZnO Thin Films for Biofunctional Nano-Platforms
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 5889-5893  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: W1351A  ISSN: 1533-4880  CODEN: JNNOAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ZnOパターン化膜,及び,ナノ構造が,優先蛋白質吸着用のナノプラットフォームとして提案されている。更に,ZnOナノ構造において観測された蛍光増強は,バイオセンサー・アレーに容易に応用できるので,生体医学調査における超高感度蛋白質検知にも有用である。また,有機金属化学気相蒸着法(MOCVD)とコロイドリソグラフィー法とを併用して,ZnOナノリングからなる秩序化高密度アレーで閉じ込められた円形SiO2領域から構成されるZnOナノ構造膜の生成が実証された。本稿では,MOCVD法により蒸着したZnO膜,及び,アルブミンとリゾチームとの相互作用について,選択的な蛋白質吸着の観点から,調査した。まず,MOCVD法(400°C,30分間)によって,Si基板上でZnO薄膜を蒸着した。そして,散逸モニタリングによる水晶天秤(QCM-D),及び,X線光電子分光法(XPS)によって,自発的吸着による蛋白質の不動態化を調査した。この結果,生理学的pHにおいて,アルブミンは,単層の半分の範囲まで,不可逆的に吸収したが,リゾチームは,吸収しないという異なる吸着挙動が示された。更に,ZnOの高い等電点(IEP)は,適切なpH範囲での静電気引力により支援される低いIEPでの生体分子の固定化に有利に作用した。この様な,選択的な蛋白質吸着挙動は,バイオセンシング用にZnOナノプラットフォームに有望である。
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分類 (1件):
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物理的手法を用いた吸着の研究 
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