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J-GLOBAL ID:201002247465539117   整理番号:10A0770860

Ni2P(10-10)単結晶表面の角度分解・共鳴光電子分光

Angle-Resolved and Resonant Photoelectron Spectroscopy Study of Ni2P (10-10) Single-Crystal Surface
著者 (8件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 324-330 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0940B  ISSN: 0388-5321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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貴金属触媒の安価な代替え品として注目されている遷移金属リン化物の1種,Ni2Pは極めて高い水素化脱硫活性を有することが見出されている。本研究では,Ar+イオン衝撃と加熱によるNi2P(1010)面の清浄化手法を確立し,表面の電子状態について,放射光を光源とする角度分解光電子分光(ARPES)測定を行なった。その結果,価電子帯スペクトルには0~4eVにNi 3d-P 3p主バンドおよび8eVにサテライトが観測された。共鳴光電子分光(RPES)により,サテライトは2正孔束縛を終状態とする光電子励起過程に帰属した。検出角依存測定により,[001]方向において0.4eVと0.6eVにふたつの表面準位が観察された。2次元バンド構造の観測により,前者は近傍に,後者はc(2×4)の表面ブリルアゾーン境界に局在していることがわかった。RPES測定は,後者の状態のNi 3d成分の寄与が低いことを示した。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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表面の電子構造  ,  塩 
タイトルに関連する用語 (4件):
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