抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
我々は,オフィス内の社員の存在エリアを,社員の席や会議室といった業務的に意味のあるエリア単位でとらえるとともに,オフィス内に既設のPCを用いることで高精度かつ低コストに社員の存在エリアを推定する方式について提案を行った。本論文では,このエリア推定方式による社員の位置をプレゼンスとして利用することで業務を効率化するプレゼンスシステムとその提供サービスである社員間でのプレゼンス共有サービス,プレゼンスの変化に基づく情報配信サービス,プレゼンスのログ解析サービスについて述べる。また,既設のPCが存在しない場所であっても社員の存在エリア推定を可能とするために設計・開発した測位専用のハードウェアについて述べる。更に,実際のオフィスで運用評価した結果,オフィス内の閉空間のエリアでは,特に高確度なエリア推定によりプレゼンスサービスの提供が可能であることを示す。(著者抄録)