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J-GLOBAL ID：201002248282267475   整理番号：10A0081337

投射配置による落下衝撃を考慮した無線センサ端末の耐衝撃機構の開発

Development of a Sensor Node with Impact-Resistance Capability for Gathering Disaster Area Information

著者 (5件)： 澤井圭 (東京電機大 大学院) ,  河野仁 (東京電機大 大学院) ,  鈴木剛 (東京電機大 大学院) ,  羽田靖史 (情報通信研究機構) ,  川端邦明 (理研)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 45  号： 1  ページ： 13-19  発行年： 2010年01月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 進入活動が難しい隔絶空間内に小型無線端末センサ(SN)を投射配置するために,落下衝撃を考慮した耐衝撃機構を開発した。本機構は,SN本体と落下地点の両方の衝撃を緩和するために落下衝撃を吸収するエアクッションを採用した。空気圧特性を考慮した算出モデルを導出し,自由落下試験で得たSNの投射配置時の衝撃荷重値を用いてエアクッションの厚さを決定した。試作した本機構の落下衝撃試験を行い,高速度カメラを用いて衝撃時に収縮するエアクッションの厚さを計測し,評価した。評価実験の結果,落下点とSNが直接接触しないことから,提示したエアクッションの厚さ決定手法が有効なことを確認した。さらにSNを実際に耐衝撃機構に搭載して人による投射試験を行い,構成する各デバイスが落下後に正常に作動することを確認した。

シソーラス用語： 配置 ,  落下 ,  衝撃 ,  *通信装置 ,  機構 ,  *緩衝材 ,  落下試験 ,  厚み ,  センサネットワーク ,  *エネルギー吸収
準シソーラス用語： 投射配置 ,  落下衝撃 ,  *無線端末 ,  *エアクッション ,  無線センサネットワーク ,  *衝撃吸収

分類 (1件)： 緩衝器,ばね  (QB01110U)

引用文献 (13件)：

• SUZUKI, T. Field test on the application of disaster mitigating information sharing platform to local governments and its evaluation. Journal of disaster information studies. 2008, 6, 107-118
• HAYASHI, H. SOCIETAL IMPLICATIONS OF GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE DISASTER OF JANUARY 17, 1995. Journal of Natural Disaster Science. 1995, 16, 3, 79-88
• KAWATA, Y. Emergency Management and Disaster Reduction in Local Governments. Journal of the Tokyo Institute for Municipal Research. 2002, 93, 2, 3-17
• http://news-sv.aij.or.jp/bouka/aij_bk/
• 羽田靖史. 社会インフラ研究プラットフォーム「レスキュー・コミュニケータ」の開発. Proceedings of the 2005 JSME Conference on Robotics and Mechatronics. 2005

タイトルに関連する用語 (5件)： 投射 ,  落下衝撃 ,  無線センサ ,  衝撃 ,  開発