文献
J-GLOBAL ID:201002248458493540   整理番号:10A0086848

ニッケル触媒を用いる置換反応による複素環合成-[6-2+2]反応の開発-

Syntheses of Heterocycles by Nickel-catalyzed Substitution Reaction-Develobment of [6-2+2] Reaction-
著者 (2件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 37-44  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
遷移金属触媒反応を用いて複素環化合物を合成する,新規な合成戦略を開発した。環状化合物中のカルボニル残基がニッケル(0)錯体の求核的攻撃を受けやすく,またそれにより脱カルボニル,脱炭酸,またはケトンの脱離を経て,アルキンへの分子間形式的[4+2]環状付加が可能になることを明らかにした。ニッケル触媒によるN-アリールフタルイミドとアルキンとの脱カルボニル環状付加では置換イソキノロン類が生成し,助触媒としてLewis酸と関連づけたニッケル触媒を用いると,フタル酸無水物のアルキンへの脱カルボニル環状付加が首尾良く達成された。また,ニッケル触媒を用いた脱炭酸環状付加により,イサト酸無水物によるアルキンのカルボアミノ化を経てキノロン類の合成が首尾良く達成された。また,ニッケル触媒を用いたサリチル酸ケタールのアルキンへの環状付加では,ケトンの脱離を経て,クロモン類が生成することも実証した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
複素環化合物一般 
引用文献 (39件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る