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J-GLOBAL ID：201002250213898298   整理番号：10A0485475

化学物質名の異表記同定手法に関する考察

A Study of Identification for Chemical Substance Names

著者 (2件)： 田中るみ子 (筑波大 大学院図書館情報メディア研究科) ,  藤井敦 (東京工大 大学院情報理工学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2009  号： 6  ページ： ROMBUNNO.FI-98,9  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学物質は構造式,結合表,名称など様々な形式で表現することができ,その中で名称は体系名,慣用名,商品名,略名など多様な表記を持つ。どの表記を使うかは書き手次第であり,情報共有の阻害や情報検索における漏れが生じる。そこで,化学物質名の異表記を同定する手法が必要である。化学物質名を正しい構造式に変換して比較することができれば,異表記問題は解決する。しかし,現状ではあらゆる物質名を構造式に変換することは技術的に困難である。そこで,本研究は異表記の現象に着目し,なぜ異表記が発生するかという原因を化学的背景から分析し,異表記問題の本質を探ることを目的とする。本研究の方法は,特許文書に記載された化学物質名の表記と化学物質データベースで定義された表記がどのように異なるかを分析し,文字表記だけに着目した従来の方法とは異なる,化学知識を加えた考察を行う。この結果をもとに同定手法の開発に向けた指針について検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： 化学物質 ,  特許 ,  特許資料 ,  データベース ,  知識 ,  化学 ,  *化学表記法 ,  分子構造
準シソーラス用語： 化学物質名 ,  *異表記 ,  特許文書 ,  化学物質データベース ,  化学知識 ,  構造式

分類 (1件)： ドキュメンテーション  (CA01030Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 化学物質 ,  異表記 ,  同定 ,  手法