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J-GLOBAL ID:201002250595999323   整理番号:10A0955993

ローマトマト全体に接種した大腸菌O157:H7,リステリア菌,Salmonella enterica及びフレキシナ赤痢菌に及ぼすX線照射の影響

The effects of X-ray radiation on Escherichia coli O157:H7, Listeria monocytogenes, Salmonella enterica and Shigella flexneri inoculated on whole Roma tomatoes
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巻: 27  号:ページ: 1057-1063  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この20年間において,生鮮食品と関連する幾つかの食品媒介疾病流行が報告されている。特に,トマトは幾つかのマルチ状態サルモネラ属流行と関連する。ローマトマト表面全体に接種した大腸菌O157:H7,リステリア菌,S.enterica及びフレキシナ赤痢菌のX線の0.1,0.5,0.75,1.0及び1.5kGyによる不活性化を研究した。この研究の主な目的は食品の微生物学的基準の国家諮問委員会の勧告と一致する5log減少を達成することである。さらに,大気温度で20日間の貯蔵時の無処理及び処理ローマトマトの固有ミクロフローラ(中温菌数,好冷性菌数および酵母/黴菌数)に及ぼすX線の影響を調べた。試験した各微生物の3または2株の混合をローマトマト表面(約7-9log/トマト)に個別に接種し(100μl),風乾後に22°C及び55-60%相対湿度においてX線で処理した。トマト表面の生存細菌集団を各細菌の選択培地,すなわち,大腸菌(CT-SMAC寒天),リステリア菌(MOA)及びS.enterica及びフレキシナ赤痢菌(XLD)を重層した非選択培地(トリプシン大豆寒天)を用いて評価した。コントロールと比較して,X線による処理はローマトマト表面全体における試験病原菌の集団を顕著に低減した。トマトあたり大腸菌O157:H7,リステリア菌,S.enterica及びフレキシナ赤痢菌の各々約4.2,2.3,3.7及び3.6log CFU低減を,0.75kGy X線処理により達成した。試験した全病原菌に対するトマトあたり5log CFU以上の低減を,1.0または1.5kGy X線で達成した。さらに,X線処理はローマトマトの固有ミクロフローラを顕著に低減した。固有レベルは20日間の貯蔵を通してコントロール試料よりも顕著に低かった(p<0.05)。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品照射  ,  野菜とその加工品 

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