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J-GLOBAL ID：201002251293277880   整理番号：10A0339334

純粋ZrO₂と安定化立方晶ZrO₂の高圧XAFS研究

High-Pressure XAFS Study of Pure ZrO₂ and Stabilized Cubic ZrO₂

著者 (6件)： YOSHIASA Akira (Kumamoto Univ., Kumamoto) ,  ARIMA Hiroshi (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki) ,  MURAI Kei-ichiro (Tokushima Univ., Tokushima) ,  OKUBE Maki (Tokyo Inst. Technol., Yokohama) ,  KATAYAMA Yoshinori (JAERI, Hyogo) ,  OHTAKA Osamu (Osaka Univ., Toyonaka)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： Supplement A  ページ： 48-50  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 純粋ZrO₂と安定化立方晶ZrO₂に対するZrK端付近のX線吸収微細構造(XAFS)測定を,最高7.8GPaの圧力下,マルチアンビル高圧装置とBL14B1,SPring-8,Hyogoのシンクロトロン放射を使って行った。欠陥蛍石型構造の安定化ZrO₂のXANESスペクトルの端構造は純粋ZrO₂のP2₁/c及びPbca相の両方の構造を付けたように見える。Zr-O距離の圧力依存性は純粋ZrO₂も安定化ZrO₂も殆ど同じであった。熱振動の寄与を,温度依存EXAFS測定の結果によりσ2から抽出できた。静的無秩序性の寄与は他の超イオン伝導体に比べて極めて大きい。有効対ポテンシャルV(u)=au²/2のポテンシャル係数を実験のσ2から評価した。結果は8.44(6)eVÅ^-2になった。安定化立方晶ZrO₂の局所構造と圧縮効果は特に純粋ZrO₂のPbca相の場合のように見える。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化ジルコニウム ,  *EXAFS ,  吸収端 ,  酸化イットリウム ,  シンクロトロン放射 ,  高圧装置 ,  *XANES ,  蛍石型結晶 ,  結晶構造 ,  空間群 ,  核間距離 ,  格子振動 ,  *超イオン伝導体 ,  原子間ポテンシャル ,  圧力効果 ,  高圧 ,  XAFS ,  イオン伝導 ,  Debye-Waller因子

分類 (1件)： 金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： ZrO2 ,  安定化 ,  立方晶 ,  高圧 ,  XAFS ,  研究