抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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衛星リモートセンシングから基礎生産力を見積もる際には植物プランクトンの光合成生理を考慮する事が重要である。しかし,親潮域における光合成生理パラメータについての知見は少ない。そこで,親潮域春季ブルーム期における植物プランクトン群集の光合成生理パラメータを調査したところ,最大光合成速度(P
*max)と植物プランクトンの比吸光係数(a
*ph)の間に有意な関係が見られた。近年,衛星リモートセンシングから植物プランクトンの吸光係数を見積もる事が可能となってきているため,植物プランクトンの吸光特性が光合成生理を予測する新たな予測因子になりうる可能性が本研究によって示唆された。(著者抄録)