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J-GLOBAL ID:201002254175803208   整理番号:10A0996456

小核の形成と発生の生細胞画像化

Live cell imaging of micronucleus formation and development
著者 (8件):
資料名:
巻: 692  号: 1-2  ページ: 12-18  発行年: 2010年10月13日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小核(MN)試験は染色体異常誘発物質と異数性誘発物質に暴露したヒトの生物的モニターとして広く用いられているが,MNの発生についてはほとんど知られていない。ここでわれわれは共焦点低速度画像化およびヒストンH3とαチューブリンが別々に染色される蛍光ヒトリンパ芽球様細胞株(T105GTCH)を用いて,MN誘導試薬に暴露した細胞における小核(MNi)の出現と挙動を調べた。マイトマイシンC(MMC)処理細胞では,MNiは初後期に染色体分離直後のラギング染色体から生じた。多極細胞分裂を示すγ線処理細胞では,過剰中心体に関連した異常細胞分裂により生じたラギング染色体断片から後後期にMNが生じた。ビンクリスチン(VC)処理細胞ではMN形成はMMC処理細胞と類似していたが,MNは中期板上で正しく配列しなかった染色体にも由来した。従って,MMC,γ線,VCにより誘導されるMN形成過程は大きく異なり,異なるメカニズムが関与することを示唆した。しかしMNの安定性は処理およびMN形成機構に関係なく近似していた。MNiは娘細胞内で安定で,MNをもつ細胞は持たない細胞よりも,細胞周期進行中により高い頻度で死滅する傾向を示した。MNの持続性の故に,MNは細胞に大きな影響を与え,ゲノム不安定化と異常な遺伝子転写を引き起こすのであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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