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J-GLOBAL ID：201002256059633101   整理番号：10A0154045

2.肥育後期における生稲ワラサイレージ給与が胸最長筋の肉質に及ぼす影響

著者 (10件)： 齋藤薫 (家畜改良セ) ,  三角さつき (家畜改良セ) ,  曽和拓 (家畜改良セ) ,  佐久間弘典 (家畜改良セ) ,  中山佐智雄 (家畜改良セ) ,  佐藤進司 (家畜改良セ) ,  高平寧子 (富山県農林水産総合技セ 畜産研) ,  金谷千津子 (富山県農林水産総合技セ 畜産研) ,  河村正 (家畜改良セ) ,  山田信一 (家畜改良セ)
資料名： 肉用牛研究会報  (Bulletin of Beef Cattle Science)
号： 88  ページ： 32-34  発行年： 2010年01月22日 
JST資料番号： Y0373A  ISSN： 0386-8419  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ウシへの生稲ワラサイレージの給与が胸最長筋の肉質へ与える影響を検討した。黒毛和種去勢牛10頭を供試し,肥育後期に生稲ワラサイレージ(1.57kgDM/日),慣行肥育を行い胸最長筋の理化学的および官能特性を調査した。食品分析は屠畜9,16,23日目,凍結融解後と,解凍後12日経過後には食品分析と官能検査を行った。その結果,αトコフェロールは稲ワラサイレージ区が慣行区より高くなった。肉色はa*値は時間経過により高くなり,23日目には稲ワラ区が慣行区より高くなった。遊離アミノ酸含量は一部慣行区が稲ワラサイレージ区より高くなった。解凍後12日後のTBRASは稲ワラサイレージ区が慣行区より低くなった。官能特性は「牛肉の甘い香り」が稲ワラサイレージ区で高く,「オフフレーバー」は稲ワラサイレージ区が低くなった。これにより生稲ワラサイレージ給与は一般成分組成や保水性などの理化学的特性に影響しないが,牛肉の脂質への抗酸化性は慣行区より優れていた。

シソーラス用語： *黒毛和種 ,  家畜栄養 ,  *食餌効果 ,  *サイレージ ,  *稲藁 ,  食品分析 ,  官能検査 ,  牛肉 ,  枝肉 ,  ビタミンE ,  含有量 ,  色 ,  経時変化 ,  時間依存性 ,  遊離アミノ酸 ,  チオバルビツル酸価 ,  肉フレーバー ,  オフフレーバー ,  酸化防止 ,  *背筋 ,  冷凍貯蔵 ,  融解 ,  肥育 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *胸最長筋

分類 (3件)： 牛  (FD02020Y) ,  粗飼料  (FD07020H) ,  生肉の品質と処理  (FJ12032O)

物質索引 (1件)： α-トコフェロール

タイトルに関連する用語 (6件)： 肥育後期 ,  ワラ ,  サイレージ ,  給与 ,  胸最長筋 ,  肉質