抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
圃場で生育するテンサイの根中成分を非破壊測定する装置の開発をめざし,その基礎研究として,未加工のテンサイ糖度,および水分を,近赤外分光法を用いて推定する方法を検討した。テンサイの皮のついたままの根部側面で取得した800~1100nmにおける近赤外スペクトルと実測値との間で重回帰分析により検量線を作成し,別個体群による評価を行った。その結果,糖度はSEP=1.11%,水分はSEP=1.40%の精度で推定できた。更なる精度の向上のためには,照光強度の調整や不規則な凹凸をもつテンサイ表面に密着できる照・受光部の開発が必要である。(著者抄録)