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J-GLOBAL ID：201002256408146817   整理番号：10A0496317

セレノシステインリアーゼのセレン/硫黄識別に対する反応機構および分子的基礎

Reaction Mechanism and Molecular Basis for Selenium/Sulfur Discrimination of Selenocysteine Lyase

著者 (9件)： OMI Rie (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KUROKAWA Suguru (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MIHARA Hisaaki (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  HAYASHI Hideyuki (Osaka Medical Coll., Takatsuki, JPN) ,  GOTO Masaru (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  MIYAHARA Ikuko (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  KURIHARA Tatsuo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HIROTSU Ken (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  ESAKI Nobuyoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 16  ページ： 12133-12139  発行年： 2010年04月16日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セレノシステインリアーゼ(SCL)によるセレノシステインとシステインの識別機構を明らかにするために,ラットSCLに対する部位特異的突然変異誘導,質量分析および分光学的解析を行った。C375A変異体に対する解析から,Cys-375がセレノペルスルフィド中間体形成部位であり,SCLの活性に必要な残基であることが分かった。SCL複合体の構造解析から,野生型SCLはL-システインと,C375A変異体はL-セレノシステインと非生産的付加体を形成することが分かった。SCLの可動性ループに位置するCys-375の働きでL-セレノシステインが正しい位置に配置されることで,セレノシステインとシステインが識別されることが分かった。

シソーラス用語： *C-Sリアーゼ ,  *金属タンパク質 ,  分子認識 ,  酵素反応機構 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  結晶構造 ,  活性部位 ,  基質特異性 ,  ラット ,  部位特異的変異誘発 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン ,  アミノ酸 ,  セレノール
準シソーラス用語： *セレノシステインリアーゼ ,  *セレン蛋白質

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (2件)： システイン ,  セレノシステイン

タイトルに関連する用語 (6件)： セレノシステインリアーゼ ,  セレン ,  硫黄 ,  識別 ,  分子 ,  基礎