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J-GLOBAL ID:201002257219961794   整理番号:10A0743514

ヒトPOGZはオーロラB活性化を介して有糸分裂性染色体アームからHP1αの解離を調節する

Human POGZ modulates dissociation of HP1α from mitotic chromosome arms through Aurora B activation
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 719-727  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: W1369A  ISSN: 1465-7392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヘテロクロマチン蛋白質1(HP1)は多くの蛋白質との相互作用を介してゲノム統合を維持する。今回,プロテオミックス法を用い,HP1α結合蛋白質POGZ(亜鉛フィンガードメインを持つpogoトランスポゾン因子由来蛋白質)を同定した。この蛋白質はPxVxL(xはアミノ酸残基)モチーフを介してHP1と相互作用を示したが,POGZは亜鉛フィンガー様モチーフを介してHP1αに結合しなかった。POGZによる結合は,その亜鉛フィンガー様モチーフ介在であり,PxVxL蛋白質と競合し,HP1α-クロマチン相互作用を脱安定化した。削除実験で,POGZ HP1結合ドメインは正常の有糸分裂進展と有糸分裂染色体アームからのHP1αの解離に必須であることを示した。POGZはM相中の染色体アームからのオーロラBキナーゼ活性化と解離に必要であった。POGZは有糸分裂中にオーロラBキナーゼ活性化とHP1α解離を関連付ける必須蛋白質であると結論した。
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分類 (2件):
分類
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生物学的機能  ,  細胞分裂・増殖 

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