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J-GLOBAL ID：201002259335129560   整理番号：10A1075645

加水分解によるアンモニアボランからの水素発生用の触媒としてCu/Co₃O₄ナノ粒子

Cu/Co₃O₄ Nanoparticles as Catalysts for Hydrogen Evolution from Ammonia Borane by Hydrolysis

著者 (5件)： YAMADA Yusuke ,  YANO Kentaro ,  XU Qiang (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Osaka, JPN) ,  FUKUZUMI Shunichi ,  FUKUZUMI Shunichi (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 39  ページ： 16456-16462  発行年： 2010年10月07日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 此処では,NH₃-BH₃(AB)加水分解に於けるCu担持Co₃O₄ナノ粒子の優れた触媒活性を報告した。AB加水分解による水素発生用の高い活性およびロバスト性触媒が,ナノ径Co₃O₄粒子上に担持されたCuによって達成された。Co₃O₄ナノ粒子の形態およびサイズ効果を検討し,その結果,六方晶系シート形状に於けるナノ径Co₃O₄は,それらのサイズ効果が重要ではないけれども立方形または非制御形態でのナノ径Co₃O₄よりも良好な触媒活性を示す,ことが見付かった。Co₃O₄ナノ粒子上へのCuの担持が,誘導期間と水素発生速度に関してCo₃O₄の触媒活性を劇的に改良していた。更に,10回繰り返し反応後に2%Cu/Co₃O₄シート上では顕著な活性損失は観察されなかった。触媒の活性種が触媒表面上にだけ生成し,それらはCo(OH)₂と共にCu(I)とCu金属であり,XPSおよびXRD測定によって決定された。

シソーラス用語： *アンモニア化物 ,  *ボラン ,  *加水分解 ,  *水素発生反応 ,  酸化コバルト ,  ナノ粒子 ,  *銅触媒 ,  *担持触媒 ,  触媒活性 ,  ロバスト性 ,  形態 ,  サイズ効果 ,  六方晶系 ,  β構造 ,  時間 ,  反応速度 ,  ターンオーバー数 ,  触媒劣化 ,  活性部位 ,  表層構造
準シソーラス用語： *アンモニアボラン ,  シート構造 ,  触媒活性部位 ,  誘導時間

分類 (5件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  窒素とその化合物  (YB02050S) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  加溶媒分解  (CF02040X) ,  気体燃料の製造  (YE02030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 加水分解 ,  アンモニアボラン ,  水素発生 ,  触媒 ,  Cu ,  ナノ粒子