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J-GLOBAL ID:201002259865404014   整理番号:10A0450804

ヒト腸内ウイルスのサロゲートの感染性へのクランベリージュースおよびクランベリー・プロアントシアニジンの効果

The effect of cranberry juice and cranberry proanthocyanidins on the infectivity of human enteric viral surrogates
著者 (3件):
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巻: 27  号:ページ: 535-540  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒト腸内ウイルス・サロゲートである,マウス・ノロウイルス(MNV-1),ネコ・カリシウイルス(FCV-F9),MS2(ssRNA)バクテリオファージ,およびphiX-174(ssDNA)バクテリオファージの感染性へのクランベリージュース(CJ)およびクランベリー・プロアントシアニジン(PAC)の効果を研究した。高力価(~7log10PFU/ml)または低力価(~5log10PFU/ml)のウイルスを最終PAC濃度が各々0.30,0.60および1.20mg/mlのCJの同体積,または水と混合し室温で1時間インキュベートした。処理後のウイルスの感染性は,標準プラークアッセイ法で評価した。低力価でFCV-F9は,CJまたは3つの試験PAC溶液に暴露後に検出不可能であった。MNV-1は,CJにより2.06log10PFU/ml減少し,PACの0.15,0,30,および0.60mg/mlによりそれぞれ,2.63,2.75,および2.95log10PFU/ml減少した。MS2の力価は,CJにより1.14log10PFU/ml減少し,PACの0.15,0,30,および0.60mg/mlによりそれぞれ,0.55,0.80,および0.96log10PFU/ml減少した。φ-X174の力価は,CJにより1.79log10PFU/ml減少し,PACの0.15,0,30,および0.60mg/mlによりそれぞれ,1.95,3.67,および4.98log10PFU/ml減少した。高力価を用いた実験も類似の傾向を示したが,しかし減少した効果を伴った。CJおよびPACは,食物由来のウイルス性疾患の処置と予防のために強力に活用され得る天然抗ウイルス剤としての有望性を示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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果実とその加工品  ,  ウイルスの生理一般  ,  微生物に対する影響 

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