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J-GLOBAL ID：201002259922643284   整理番号：10A0443004

市販κ-カラギナン溶液のゾル-ゲル転移の開始におけるカルシウム惹起性結合域の形成

Formation of Calcium-Mediated Junction Zones at the Onset of the Sol-Gel Transition of Commercial κ-Carrageenan Solutions

著者 (3件)： NICKERSON Michael T. (Univ. of Saskatchewan, SK, CAN) ,  DARVESH Rozina (Dalhousie Univ., NS, CAN) ,  PAULSON Allan T. (Dalhousie Univ., NS, CAN)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 75  号： 3  ページ： E153-E156  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： κカラギナンのゲル形成機構は確定していない。市販κカラギナン(KC)溶液のゲル化温度を,KCの濃度0.4~1.6wt%で,カルシウムイオン濃度を5~20mMとして,動的振動粘度測定で求めた。KCとカルシウム濃度を高めるとゲル化温度は高温に移動した。結合域形成時において,KCのカルシウム惹起性の交叉結合数の推定にTangモデルを用いた。このモデルに基づくと,交叉は5個のカルシウムイオンによって,6個のKCの二重螺旋がイオン結合及び静電結合して構成され,各結合領域は二重螺旋の一巻きに等しいと推定した。

シソーラス用語： *カラジーナン ,  ゲル化 ,  *カルシウム ,  振動測定 ,  粘度計 ,  *ゾル-ゲル転移 ,  濃度依存性 ,  二重螺旋 ,  静電相互作用 ,  イオン結合 ,  *分子間相互作用
準シソーラス用語： κカラギナン

分類 (2件)： 澱粉以外の多糖類  (FJ05040H) ,  食品の品質  (FJ01040F)

タイトルに関連する用語 (5件)： κ-カラギナン ,  溶液 ,  ゾル-ゲル転移 ,  カルシウム ,  結合域