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J-GLOBAL ID：201002259956317866   整理番号：10A1130891

北太平洋亜熱帯循環域における生産・分解の深度分布の推定-酸素センサー付フロートの高解像度時系列データを用いて-

著者 (6件)： 坪能和宏 (東北大 大学院) ,  須賀利雄 (東北大 大学院) ,  須賀利雄 (JAMSTEC) ,  鋤柄千穂 (名大 水循環セ) ,  小林大洋 (JAMSTEC) ,  細田滋毅 (JAMSTEC)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2010  号： 秋季  ページ： 46  発行年： 2010年08月25日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 亜熱帯循環域における栄養塩分布を理解するためには,従来の鉛直一次元的な過程の解明に加え,近年は水塊の形成・移流過程を含めた三次元的な過程の解釈の必要性が提唱され始めた。本研究では,北太平洋亜熱帯モード水に着目し,酸素センサー付プロファイリングフロートデータを用いて,栄養塩濃度と生物化学的に連動して変化する溶存酸素濃度の時間変化を把握し,深度ごとの溶存酸素時間変化率の推定を試みた。結果,モード水内部で起こる生物化学過程の詳細な時間変化を捉え,モード水が沈み込む際に多量の有機物を保持すること,またその移流過程において有機物を分解し溶存酸素を消費することを観測データから推察することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *栄養塩類 ,  *溶存酸素 ,  *サブダクション ,  生物生産 ,  群集

分類 (1件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (9件)： 北太平洋 ,  亜熱帯循環 ,  分解 ,  深度分布 ,  推定 ,  酸素センサー ,  フロート ,  高解像度 ,  時系列データ