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J-GLOBAL ID:201002260991321505   整理番号:10A0201380

鉄道の降雨時運転規制を考慮した斜面崩壊の発生頻度期待値算出方法

A METHOD TO CALCULATE EXPECTED FREQUENCY OF RAINFALL-INDUCED SLOPE FAILURE CONSIDERING TRAIN OPERATION CONTROL
著者 (7件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 78-88 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: U0104A  ISSN: 1880-604X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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鉄道沿線で発生する降雨による土砂災害から列車の安全を確保するために,のり面防護工などの防災投資や,ある雨量値より大きい降雨が観測されたときに列車の運行を規制することが行われている.こうした防災対策を効果的に実施するためには,斜面崩壊の危険性を定量的な指標により評価して防災計画を講じる必要がある.そこで,本研究では,鉄道で実施されている降雨時運転規制の雨量指標(時間雨量と連続雨量)を用いて,斜面の崩壊発生確率分布と降雨の頻度期待値分布を作成する方法を示した.次いで,これらを用いて斜面崩壊の年間あたりの頻度,および運転規制の規制値を検討する判断材料となる降雨時に想定される事象の頻度を,確率的に算出する方法について論じた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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斜面安定,掘削変形  ,  自然災害 
引用文献 (16件):
  • 1) 日本鉄道施設協会:鉄道施設技術発達史,pp.505-506, 1994.
  • 2) 国土交通省鉄道局監修,鉄道総合技術研究所編:鉄道構造物等維持管理標準・同解説(構造物編)土構造物(盛土・切土),pp.27-29, 丸善,2007.
  • 3) 松尾稔,上野誠:斜面崩壊防止のための信頼性設計に関する研究,土木学会論文集,第276号,pp.77-87, 1978.
  • 4) 沖村孝,鳥居宣之,萩原貞宏,吉田正樹:リスクマネジメント理論を用いた道路のり面の危険度評価手法に関する研究,建設工学研究所論文報告集,第43A号,2001.
  • 5) 沖村孝:山腹表層崩壊発生位置の予知に関する一研究,土木学会論文集,No.331, pp.113-120, 1983.
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