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J-GLOBAL ID:201002262645224717   整理番号:10A0625697

エステル化されたリンを含むじゃがいも澱粉の摂取はラット小腸のアルカリフォスファターゼ活性を増加させる

Ingestion of potato starch containing esterified phosphorus increases alkaline phosphatase activity in the small intestine in rats
著者 (9件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 341-347  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アルカリフォスファターゼ(ALP)は,さまざまなモノリン酸エステルを加水分解し,リン(P)代謝に重要な役割を果たす。食物中の幾つかの栄養素は,動物モデルの腸のALP活性に影響することが報告されている。過去の報告では,食事中の高いレベルのP又はリン酸塩がネズミ腸のALP活性を減少させることを示した。じゃがいも澱粉が相当量のエステル化されたPを含むので,他のデンプン誘導植物とは異なり,じゃがいも澱粉の摂取が腸管中のALP活性を減少させると仮定した。雄のSprague-Dawleyラット(7週齢)に,60%コーンスターチ,又はさまざまなエステル化されたPの含量の2タイプのじゃがいも澱粉のうちの1つのタイプを含む3つの異なるタイプの食事を1~5週間与えた。各々のラットの体重及び食物摂取量を,毎日,実験期間にわたり測定した。摂食期間の終わりに,粘膜組織のALP活性を測定するために,小腸を除去した。2つの摂食期間,小腸の4つのセグメント,及び3つの食事グループ間の小腸のALP活性における有意差がみられた。5週間摂食後のラットの空腸及び空回腸において,澱粉から誘導されたPの量と粘膜のALP活性との間の正の直線相関がみられた。仮説に反して,じゃがいも澱粉の摂取が,エステル化されたPの含量に依存する方法で,成長ラットの小腸上部のALP活性を適応して増加させると考察された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
澱粉  ,  動物の代謝と栄養一般 

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