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J-GLOBAL ID:201002262901572469   整理番号:10A0703058

ポリプロピレン/エチレン-オクテン共重合体ブレンドの弾性特性

Elastic properties of polypropylene/ethylene-octene copolymer blends
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 742-748  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0752B  ISSN: 0142-9418  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全ての組成範囲(10,20,...,80,90%)のポリプロピレン(PP)とポリエチレン-オクテン共重合体(EOC)とのブレンドを機械的性質に焦点を当てて調べた。試料(0~50%PP)を引張試験機で一定伸張(100,200,300%)した後,クロスヘッドを元の位置に戻した。そのヒステリシス曲線から残留歪を得た。該残留歪を負荷歪とPP含量の関数としてプロットした。定伸張での応力(M100,M300)もまた,PPの含量の関数としてプロットした。低PP含量(0~20%)では,残留歪と定伸張応力は純EOCの値に近似していた。これ等の値はPP濃度20~50%では急激に増加した。一方,引張破壊試験(全濃度領域)も実施した。その実験から,引張弾性率と破断応力を評価し,PP含量の関数としてプロットした。PP0~25%では弾性率は純EOCのそれに近似した。その後,弾性率はPP含量に連れほぼ比例的に増加した。ブレンドの機械的性質は透過型電子顕微鏡(TEM)観察による構造と相関した。20%PPでは,EOCマトリックス中に球状PP粒子が均一に分散していた。PP含量が30%になるとPP粒子は変化し,伸張形となった。PP40%では,構造は共連続相様を呈した。示差走査熱量測定(DSC)はEOCの顕著な弾性挙動を示した。7wt%のEOC結晶は非晶質鎖の結合点(物理架橋)として作用した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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ポリオレフィン  ,  機械的性質  ,  高分子固体の構造と形態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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