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J-GLOBAL ID：201002263779018028   整理番号：10A0554763

蛋白質複合体の無標識に検出するためのテラヘルツ化学顕微鏡

Terahertz chemical microscope for label-free detection of protein complex

著者 (6件)： KIWA Toshihiko (Graduate School of Natural Sci. and Technol., Okayama Univ., 3-1-1 Tsushima-Naka, Kitaku, Okayama 700-8530, JPN) ,  KONDO Yousuke (Graduate School of Natural Sci. and Technol., Okayama Univ., 3-1-1 Tsushima-Naka, Kitaku, Okayama 700-8530, JPN) ,  MINAMI Yuji (Graduate School of Natural Sci. and Technol., Okayama Univ., 3-1-1 Tsushima-Naka, Kitaku, Okayama 700-8530, JPN) ,  KAWAYAMA Iwao (Inst. of Laser Engineering, Osaka Univ., 2-6 Yamada-Oka, Suita-City, Osaka 565-0871, JPN) ,  TONOUCHI Masayoshi (Inst. of Laser Engineering, Osaka Univ., 2-6 Yamada-Oka, Suita-City, Osaka 565-0871, JPN) ,  TSUKADA Keiji (Graduate School of Natural Sci. and Technol., Okayama Univ., 3-1-1 Tsushima-Naka, Kitaku, Okayama 700-8530, JPN)
資料名： Applied Physics Letters  (Applied Physics Letters)
巻： 96  号： 21  ページ： 211114  発行年： 2010年05月24日 
JST資料番号： H0613A  ISSN： 0003-6951  CODEN： APPLAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 免疫反応も含め,蛋白質の相互作用を無標識に検出するための,テラヘルツ(THz)化学顕微鏡(TCM)を提案し,開発した。SiO₂/Si/サファイア基板を作成し,フェムト秒レーザを用いてサファイヤ面からTHzパルスを放射させた。THzパルスの振幅は,SiO₂表面の化学ポテンシャルに依存した。最初の実証試験として,ビオチン-アビジン複合体をTCMを用いて解析した。結果より,ビオチン濃度が10^-12mol/lまで高まっていることを検出した。このことは,この方法を用いることで,高感度な免疫学的試験が可能であることを示している。基板上のビオチン-アビジン複合体の分布を反映するTHzピーク振幅の分布を測定した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *タンパク質複合体 ,  *標識法 ,  *検出 ,  電磁波 ,  免疫反応 ,  パルスレーザ ,  基板 ,  ケイ素 ,  二酸化ケイ素 ,  化学ポテンシャル ,  免疫学的試験 ,  半導体 ,  フェムト秒レーザ ,  テラヘルツ波
準シソーラス用語： *無標識 ,  テラヘルツ ,  サファイア基板 ,  シリコン ,  二酸化シリコン ,  ビオチン-アビジン複合体 ,  免疫学的検査

分類 (3件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  分析機器  (CC02020S) ,  レーザの応用  (BD04100V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛋白質複合体 ,  無標識 ,  テラヘルツ ,  化学 ,  顕微鏡