文献

J-GLOBAL ID：201002264214076802   整理番号：10A0831636

アミノアルコール存在下亜臨界水を用いた架橋ポリスチレン誘導体の化学リサイクリング

Chemical recycling of networked polystyrene derivatives using subcritical water in the presence of an aminoalcohol

著者 (4件)： SUYAMA Kanji (Osaka Prefecture Univ., Dep. of Applied Chemistry, 1-1 Gakuen-cho, Naka-ku, Sakai, Osaka, 599-8531, JPN) ,  KUBOTA Masafumi (Osaka Prefecture Univ., Dep. of Applied Chemistry, 1-1 Gakuen-cho, Naka-ku, Sakai, Osaka, 599-8531, JPN) ,  SHIRAI Masamitsu (Osaka Prefecture Univ., Dep. of Applied Chemistry, 1-1 Gakuen-cho, Naka-ku, Sakai, Osaka, 599-8531, JPN) ,  YOSHIDA Hiroyuki (Osaka Prefecture Univ., Dep. of Chemical Engineering, 1-1 Gakuen-cho, Naka-ku, Sakai, Osaka, 599-8531, JPN)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 95  号： 9  ページ： 1588-1592  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 亜臨界水は高分子分解のための,温和で有効な媒体である。アミノアルコール存在下の亜臨界水処理により,スチレンで架橋された不飽和ポリエステルは脱架橋され,水酸基末端側鎖を有する線状のポリスチレン誘導体が回収された。水酸基をマレイン酸無水物により改質した後,ポリスチレン誘導体は,架橋構造を再び形成するためにスチレンで再架橋した。生成した固体をアミノアルコール存在下の亜臨界水処理することにより,水酸基を有する他のポリスチレン誘導体を得た。これらの過程はうまく繰り返すことができ,熱硬化性樹脂の新しいリサイクリング系としての適用性を立証している。ポリスチレン誘導体は,水酸基とカルボン酸無水物間の結合の形成のために,スチレンとマレイン酸無水物の共重合体と,加熱により再架橋された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： アミノアルコール ,  水 ,  *架橋【高分子】 ,  *ポリスチレン ,  *分解反応 ,  不飽和ポリエステル ,  *リサイクル ,  資源再生 ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸無水物 ,  ジカルボン酸 ,  亜臨界水 ,  廃プラスチック ,  ケミカルリサイクル ,  *利用 ,  *再利用
準シソーラス用語： 高分子廃棄物 ,  化学リサイクル

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (1件)： マレイン酸無水物

タイトルに関連する用語 (6件)： アミノアルコール ,  亜臨界水 ,  架橋 ,  スチレン誘導体 ,  化学 ,  リサイクリング