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J-GLOBAL ID：201002266327540010   整理番号：10A1130880

MRI-ESM1用海洋単体モデルによる現在気候再現実験(3):炭素循環モデルにおける黒潮続流域の人為起源CO₂吸収

著者 (8件)： 中野英之 (気象研) ,  辻野博之 (気象研) ,  平原幹俊 (気象研) ,  安田珠幾 (気象研) ,  石井雅男 (気象研) ,  緑川貴 (気象研) ,  本井達夫 (気象大) ,  山中吾郎 (気象研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2010  号： 秋季  ページ： 35  発行年： 2010年08月25日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： AR5用気象研地球システムモデル(MRI-ESM)に使われる海洋生物化学モデルを海洋単体で駆動した実験の解析から,黒潮続流域における大きな人為起源CO2吸収のメカニズムを調べた。従来重視されてきた対流活動による古い水塊の海面への露出の影響は対流活動が盛んな南東部に限られた。むしろ吸収の主要因は,大気及び海洋中の二酸化炭素濃度が上昇することでpCO2の温度依存性が増大し,黒潮続流域へ向けて北上する際の冷却によるCO2吸収量が増大したことであった。(著者抄録)

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *生化学系モデル
準シソーラス用語： *海洋大循環モデル ,  黒潮続流域

分類 (2件)： 気候学,気候変動  (DC05140T) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (11件)： MRI ,  ESM1 ,  海洋 ,  単体 ,  モデル ,  現在気候 ,  再現実験 ,  炭素循環 ,  黒潮続流域 ,  人為起源 ,  CO2