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J-GLOBAL ID:201002266408969274   整理番号:10A0510842

熟成したバイオフィルタろ材へのひ酸塩(As(V)),鉛(Pb),カドミウム(Cd)吸着の比較

Comparison of Arsenate, Lead, and Cadmium Adsorption onto Aged Biofilter Media
著者 (4件):
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巻: 136  号:ページ: 493-500  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: D0422A  ISSN: 0733-9372  CODEN: JOEEDU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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地下水から鉄・マンガンを除去する多くの生物学的用水処理プラントは長年効果的に使われている熟成フィルタは金属酸化物と関連バイオマスに自然に覆われている。これらの生物由来表面被覆は反応性が高く,吸着容量が大きいため,ヒ素やその他の重金属の費用効果的な除去手段として適用可能性を持っている。しかし,有害金属と生物フィルタの複合材料間の相互作用の性質はよく分っていない。本研究ではマクロ吸着実験をエレクトロンプローブ分析と組み合わせ,熟成バイオフィルタろ材(BFM)の生物的表面被覆のPbやCdカチオン並びにひ酸塩アニオンに対する吸着性を評価した。バッチ吸着実験の結果はBFMがひ酸アニオンに比べPbやCdに対する吸着容量が高いことを示した。ろ材のAs(V),Pb(II),Cd(II)に対するpH5.5での大吸着容量は,夫々,17.03,80.77,179.05mg/g-表面被覆であった。しかし,Cdに対するBFMのカラム性能はかなり低かった。とりわけ,As(V),Pb(II),Cd(II)に対する破過吸着容量(qb)は夫々,0.247,31.168,4.08mg/g-表面被覆であった。これらはBFMの理論的最大吸着容量(qmax)の夫々,1.5,38.6,2.3%であった。電子プローブX線マイクロ分析のデータはマクロ吸着実験の結果を確証した。本研究の結果は,Mn/Fe比と前吸着の競合イオンの存在がBFMの2つの主要な特性であり,これらが様々な毒性金属に対するBFMの親和性と吸着容量を支配していることを強く示唆した。
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分類 (1件):
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用水の生物学的処理 

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