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J-GLOBAL ID:201002266577522505   整理番号:10A0443025

フェキソフェナジンの腸管吸収に対するブラックペッパーの主要成分であるピペリンの影響,および食品-薬物相互作用に関するその意味

Effect of Piperine, a Major Component of Black Pepper, on the Intestinal Absorption of Fexofenadine and Its Implication on Food-Drug Interaction
著者 (2件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: H93-H96  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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食事の際の食品成分が薬物の腸管吸収および体内動態に影響を与えることが報告されている。食品アルカロイドで黒コショウの主要成分のピペリンは香辛料および栄養強化剤として使用されている。一方,フェキソフェナジンは鎮静作用の少ないヒスタミンH1-リセプター抑制因子で季節性アレルギー鼻炎に効果のある経口剤である。ここでは,フェキソフェナジンの腸管吸収に対するブラックペッパーの主要成分であるピペリンの影響,および食品-薬物相互作用に関するその意味をラットを使用して検討した。実験の結果,ピペリンは腸管吸収の際にピペリン-糖蛋白質-仲介排出になるようにフェキソフェナジンの経口暴露を有意に高めた。一方,フェキソフェナジンの静脈薬物動態はピペリンの同時使用では変化しなかった。これは,ピペリンおよびピペリン含有の食事をフェキソフェナジンと同時に摂取した場合は潜在的薬物-食事相互作用の密切なモニタリングをする必要があることを意味していると筆者は結論した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
調味料,香辛料  ,  食品一般  ,  腸  ,  薬物の相互作用 

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