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J-GLOBAL ID：201002267839642848   整理番号：10A1160555

IκBζはIL-12及びIL-18に対する反応におけるナチュラルキラー細胞の活性化に必須である。

IκBζ is essential for natural killer cell activation in response to IL-12 and IL-18

著者 (11件)： MIYAKE Tohru (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MIYAKE Tohru (Shiga Univ. Medical Sci., Shiga, JPN) ,  SATOH Takashi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KATO Hiroki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MATSUSHITA Kazufumi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KUMAGAI Yutaro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  VANDENBON Alexis (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TANI Tohru (Shiga Univ. Medical Sci., Shiga, JPN) ,  MUTA Tatsushi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  AKIRA Shizuo (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TAKEUCHI Osamu (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 41  ページ： 17680-17685  発行年： 2010年10月12日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,Nfkbiz遺伝子によりコードされるIκBζのナチュラルキラー(NK)細胞における役割を調査した。Nfkbiz^-/-マウスを用いた解析により,IκBζはIL-12及びIL-18刺激に対する反応においてNK細胞の細胞障害活性に必須であり,IFNγの産生及びIfng遺伝子の発現に関与していた。IκBζはSTAT4をIfng遺伝子領域へ接近させ,Ifng遺伝子領域上のヒストン3のリジン9をアセチル化し,そしてIfng遺伝子の近位プロモーター領域へIκBζがリクルートされることにより遺伝子発現に関与することが示された。さらに,Nfkbiz^-/-マウスはマウスMCMV感染に対し高い感受性を示した。以上より,IκBζはNK細胞の活性化とウイルス感染に対する防御反応に必須であることが証明された。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *インターロイキン ,  *NK細胞 ,  遺伝子 ,  細胞毒性 ,  インターフェロンγ ,  STAT転写因子 ,  アセチル化 ,  ウイルス感染
準シソーラス用語： IFNγ ,  *IL12 ,  *IL18 ,  *IκB-ζ ,  Nfkbiz ,  STAT4 ,  細胞障害活性

分類 (3件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： IκBζ ,  ナチュラルキラー細胞 ,  活性化