抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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音声認識技術はこの10年余の間で飛躍的に進歩し,自動電話応答システム,講演や会議の書き起こしなどの応用が実用化されているが,ロボットへの搭載はいまだデモンストレーションの域を超えるものではない。これは人間が音声を認識する過程が高度であることを示唆するものである。本稿では音声認識の原理と課題を説明した。話し言葉は発音の変形や言い回しの多様性が大きく,一般的なモデル化が困難である。実環境ロボットでは,音声入力の方法,雑音・残響の抑圧,音響モデル適応,音声区間の検出の対策が必要となる。2万語彙の新聞記事文(JNAS)のディクテーションにおける実験データを示したテストケースに言及した。