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J-GLOBAL ID：201002269416253686   整理番号：10A0939010

集光太陽熱利用技術の現状と将来

Current status and future of concentrated solar heat utilization technology.

著者 (1件)： 玉浦裕 (東京工大 ソリューション研究機構)
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 79  号： 9  ページ： 801-805  発行年： 2010年09月10日 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中国とインドの人口の爆発と経済の急成長に対する有望な解決策に,砂漠地帯などのサンベルトにおける太陽熱発電とその電力を高圧直流送電(High Voltage Direct Current=HVDC)によって搬送するシステムと,石炭と太陽エネルギーとを用いて新CTL(Coal to Liquid)燃料を生産するシステムとがある。これらの両システムにより,アジア太平洋地域のエネルギー安全保障と持続可能型な経済圏を創製することを目指したDESERTEC-Asia構想が提案されている。その中心技術となる太陽熱発電は,蓄熱によって24時間ベースロードを担うことができる。APS(アジア太平洋サンベルト開発)プロジェクトでは,中国楡林,モンゴル,オーストラリアのサンベルト太陽エネルギー開発について,2050年ごろまでの中間シナリオを提案している。(著者抄録)

シソーラス用語： *太陽熱利用 ,  *集光器 ,  砂漠 ,  *太陽熱発電 ,  *直流送電 ,  超高圧送電 ,  石炭 ,  太陽エネルギー ,  持続可能な開発 ,  セキュリティ ,  *技術展望 ,  エネルギー安全保障
準シソーラス用語： アジア太平洋地域

分類 (2件)： 太陽熱発電  (NB03100U) ,  太陽エネルギー利用機器  (QE05020H)

引用文献 (14件)：

• Greenpeace International. Global Concentrating Solar Power Outlook 2009. 2009
• CSP today. The Concentrated Solar Power Markets Report 2010. 2010
• SPIEGEL ONLINE International. DESERTEC Solar Project 'an Encouraging Economic Sign. http://www.spiegel.de/international/world/. 2009
• TAMAURA, Y. 13th International Symposium on Concentrating Solar Power and Chemical Energy Technologies, Seville, 2006. 2006
• TAMAURA, Y. Science (The Japan Journal). 2009, August

タイトルに関連する用語 (4件)： 集光 ,  太陽熱利用 ,  現状 ,  将来