文献

J-GLOBAL ID：201002269873445019   整理番号：10A0868597

分散コンポーネントで構成されたネットワークサービスにおける相互通信遅延を考慮した動的コンポーネント配置手法

A Dynamic Component Allocation Method Considering Inter-Component Communication Delay for Network Services based on Distributed Components

著者 (9件)： 山崎公敬 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  廣田悠介 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  木下和彦 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  戸出英樹 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  村上孝三 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  菊池慎司 (富士通研) ,  土屋哲 (富士通研) ,  関口敦二 (富士通研) ,  勝山恒男 (富士通研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 119(ICM2010 8-23)  ページ： 13-18  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,分散配置された複数種類のコンポーネントを利用してアプリケーションを提供するネットワークサービスへの注目が高まっている。本研究室ではこれまでに,ユーザからのアクセス頻度の変動に応じてコンポーネントの配置を動的に変更することで負荷を分散し,安定したQoSを提供するプラットフォームを確立している。しかし,サービスを提供する際にコンポーネント間で相互通信を行う場合が考えられるが,既存方式ではこの点が考慮されていない。そこで本研究では,このようなネットワークサービスにおいて,コンポーネント間の相互通信による伝送遅延を考慮してコンポーネントを動的に配置することでサービス時間を低減する手法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *統合通信網 ,  *プラットフォーム【通信】 ,  *配置問題
準シソーラス用語： *ネットワークサービス ,  伝送遅延 ,  動的ネットワーク ,  *分散配置

分類 (2件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (9件)：

• WEERAWARANA, S. Web Services Platform Architecture : SOAP, WSDL, WSPolicy, WS-Addressing, WS-BPEL, WS-Reliable Messaging, and More. 2005
• PINGALI, K. A Distributed System Based on Web Services for Computational Science Simulations. 2006
• 横江直輔. 分散コンポーネントの動的配置によって安定したQoSを提供するネットワークサービスプラットフォーム. 電子情報通信学会技術研究報告. 2010, ICM2009
• 嶋本正. Web サービス完全構築ガイド-XML, SOAP, UDDI, WSDLによる先進 Web システムの設計・実装. 2001
• World Wide Web Conference. Web Services Architecture. http://www.w3c.org/TR/2004/NOTE-ws-arch-20040211/. 2004

タイトルに関連する用語 (4件)： コンポーネント ,  サービス ,  通信遅延 ,  手法