文献
J-GLOBAL ID:201002270953399598   整理番号:10A0676646

サーモンマトリックスで増殖するリステリア菌菌株の遺伝子発現及び毒性潜在能力に及ぼす貯蔵温度の影響

Influence of storage temperature on gene expression and virulence potential of Listeria monocytogenes strains grown in a salmon matrix
著者 (6件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 795-801  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
食品で増殖したリステリア菌菌株の毒力可塑性に及ぼす環境条件の影響についてはわずかしか理解されていない。本報では,生のサーモン(Salmo salar L.)で増殖した1種類の高毒性(CCUG 3998)及び1種類の低毒性(442)のリステリア菌の毒性の変化を監視した。毒性遺伝子(hlyA,actA,inlA及びprfA)の発現レベル,Caco-2細胞への侵入及びin vivoにおけるマウス感染に及ぼす温度暴露(0°C,4°C及び20°C)の影響を分析した。結果より,リステリア菌の毒性遺伝子は,サーモンを各種温度で貯蔵したときに差別的に発現することが分かった。4種類の毒性遺伝子の中でinlAに対する転写レベルは,強く影響を受けた。それは,Caco-2細胞で評価したとき,菌株の毒性能と相関があった。CCUG 3998とは対照的に,菌株442の毒性は試験した条件で変化した。この菌株は,サーモンを低温で貯蔵する限り,低い毒性状態を維持したが,高温においてはその毒性は増加した。これらの結果より,乱用温度条件への暴露は,サーモンにおける低い病原性リステリア菌菌株の毒性潜在能力に影響を及ぼすことが示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物性水産食品  ,  食品の汚染  ,  微生物起原の毒性  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る