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J-GLOBAL ID:201002271472495654   整理番号:10A1140149

H形スリットを持つダブルビーム型ロードセルにおける過負荷防止機構

An Overload Prevention Mechanism in a Load Cell Using an H-slit Type Double Beam
著者 (2件):
資料名:
巻: 76  号: 11  ページ: 1299-1304  発行年: 2010年11月05日 
JST資料番号: F0268B  ISSN: 1348-8716  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,H形スリットを持つダブルビーム型ロードセルの特徴を殺ぐことのない新たな過負荷防止機構溝を提案し,その有用性について検証した。これにより得た主な知見を次に示した。1)H形スリットを持つダブルビーム型はりの変形機構を用いた過負荷防止機構は,他の部品を用いた組み立て・調整工程を省けることから,その生産性が高いこと,2)先に提案したH形スリットを持つダブルビーム型ロードセルの過負荷防止機構で課題となっていた平行はり中間の剛体部での適切な厚さについては,切り欠き部厚さの8倍程度あればH形スリットを持つダブルビーム型はりの特徴となる捩れに対する抗力が十分となること,3)また感度の必要な方向への干渉を防ぐには,切り欠き部の板厚の5倍程度で十分であることから,H形スリットを持つダブルビーム型ロードセルでの平行はり中間の剛体部厚さは,切り欠き部の板厚の8倍程度あれば十分で,それ以上の厚さはセンサの感応速度に影響を及ぼすこと,4)H形スリットを持つダブルビーム型ロードセルの切り欠き部に楕円形状を用いた場合の過負荷防止作動点は,その切り欠き部全体での平均板厚を用いたH形スリットを持つダブルビーム型はりのたわみの式により簡易的に求められること。
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分類 (1件):
分類
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力,仕事量,圧力,摩擦の計測法・機器 
引用文献 (12件):
  • 1) ロボット学会編:ロボット工学ハンドブック,コロナ社,(2005), 90.
  • 2) ビー・エル・オート・テック(株):フォーストルクセンサ技術資料, (1992).
  • 3) D. M. Stefanescu, T. Manescu : Strain Gauges Emplacement Possibilities for Force/Torque Transducers in Robotics, Proceedings of IMEKO-XV world Congress, (1999) 117.
  • 4) Koyu Abe, Toshio Miwa and Masaru Uchiyama : Development of a 3-axis Planer Force/Torque Sensor for Very Small Force/Torque Measurement, JSME International Journal, Series C, 42, 2, (1999) 376.
  • 5) Koyu Abe and Masaru Uchiyama : Overload Protection Mechanisms for Force Detecting Beam in a Force Sensor, Journal of Robotics and Mechatronics, 20, 2, (2008) 316.
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