文献

J-GLOBAL ID：201002272532589870   整理番号：10A0895681

断熱温度上昇に及ぼす高炉セメントの水和反応の温度依存性の影響

著者 (4件)： 二戸信和 (デイ・シイ) ,  羽原俊祐 (岩手大 工) ,  鯉渕清 (デイ・シイ) ,  坂井悦郎 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 32  ページ： ROMBUNNO.1002  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高炉セメントは,水和熱が低いのにもかかわらず,断熱温度上昇は普通セメントと変わらないという事象がある。本研究では,高炉セメントの養生温度を変えたセメントペーストの結合水量,水和熱および高炉スラグ微粉末の反応率の測定により温度依存性を検討した。高温で高炉スラグ微粉末の水和が著しく促進することが,高炉セメントの断熱温度上昇を高める原因となっている。高温での高炉スラグ微粉末の反応を抑制する(高炉セメントの水和反応および水和熱の温度依存性を低減する)ためには,高炉スラグ量の増加,高炉スラグ微粉末の粉末度の低減と無水石こうの添加が有効である。(著者抄録)

シソーラス用語： *高炉セメント ,  水和反応 ,  温度依存性 ,  断熱過程 ,  昇温 ,  養生 ,  セメントペースト ,  結合水 ,  水和熱 ,  高炉スラグ ,  微粉体 ,  混合比 ,  濃度依存性 ,  粒度 ,  粒度依存性 ,  硬石膏 ,  転化率 ,  重量損失 ,  経時変化 ,  反応速度 ,  Arrheniusの式
準シソーラス用語： 強熱減量 ,  粉末度

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 断熱温度上昇 ,  高炉セメント ,  水和反応 ,  温度依存性