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J-GLOBAL ID:201002275207660444   整理番号:10A0001677

C60分子を含めた自己組織化ポルフィリンナノチューブの異方性の高い電子移動度および光力学

Anisotropic High Electron Mobility and Photodynamics of a Self-Assembled Porphyrin Nanotube Including C60 Molecules
著者 (9件):
資料名:
巻: 113  号: 45  ページ: 19694-19699  発行年: 2009年11月12日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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C60分子を含めた自己組織化ポルフィリンナノチューブの光電気化学的性質を検討した。4-ピリジル基を持つブタジエン部分によって結合された環状ポルフィリン二量体(Ni2-CPDPy)は溶液中でその空洞内にC60分子を含有し,1:1包接錯体(C60⊂Ni2-CPDPy)を与えた。1:1包接錯体(C60⊂Ni2-CPDPy)単結晶でのポルフィリンナノチューブ中のC60の線状配列に沿って異方性の高い電子移動度(0.72cm2/(Vs))を,閃光時間分解マイクロ波伝導率(FR-TRMC)測定によって観察した。この高い値は電荷キャリア輸送に適したC60の線状配列に起因していた。C60⊂Ni2-CPDPy固体中の三重項エキシプレックス(3{Ni2-CPDPy...C60}*)の形成がフェムト秒レーザ閃光分解によって観察され,一方C60⊂Ni2-CPDPyの完全な電荷分離状態は,低収率の電荷分離と発生電荷の急速マイグレーションに因り観察されなかった。提示したC60⊂Ni2-CPDPyの高い電子移動度から,自己組織化ポルフィリンナノチューブおよびフラーレンの超分子錯体は,発電用途への有望材料を提供した。光機能材料を開発するために自己組織化ポルフィリン部分の電子特性を調節して電荷キャリア発生効率を改良可能である。
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物の結晶構造  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  生体物質一般  ,  炭素とその化合物  ,  電池一般 

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