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J-GLOBAL ID：201002275413676950   整理番号：10A0183367

五員環状ジチオ炭酸エステルとアミンから誘導された三官能性チオールから成る開始系を使ったフェノキシプロピレンスルフィドのアニオン重合による屈折性星状ポリスルフィドの合成

Synthesis of Refractive Star-Shaped Polysulfide by Anionic Polymerization of Phenoxy Propylene Sulfide Using an Initiating System Consisting of Trifunctional Thiol Derived from Five-Membered Cyclic Dithiocarbonate and Amine

著者 (4件)： HIRATA Mitsuhiro (Yamagata Res. Inst. of Technol., Yamagata, JPN) ,  HIRATA Mitsuhiro (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  OCHIAI Bungo (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  ENDO Takeshi (Kinki Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 48  号： 3  ページ： 525-531  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三官能性五員環状ジチオ炭酸エステル(1,3,5-トリス[(2-チオキソ-1,3-オキソチオラン-5-イル)メチル]-1,3,5-トリアジナン-2,4,6-トリオン)とベンジルアミンから誘導した三官能性開始剤(I)を使った2-(フェノキシメチル)チイランのアニオン重合で,星状ポリ(フェノキシプロピレンスルフィド)[ポリ(PPS)]を合成した。所望の数平均分子量(Mns)および狭いMw/Mnsを持つポリマーを得るために,PPSのアニオン重合条件の最適化検討を行い,最も良い触媒及び溶媒が,それぞれ,DBU(II)とDMFであることを見いだした。また開始剤に対する触媒の比率は低いことが重要な因子であった(I/II>20)。得られた星状ポリ(PPS)の星状構造を,サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)分析で裏付けた。星状ポリ(PPS)の屈折率(n_D)は比較的高かった(>1.64)。

シソーラス用語： *星状重合体 ,  *ポリスルフィド重合体 ,  アニオン重合 ,  重合開始剤 ,  硫黄複素環化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  屈折率 ,  分子量
準シソーラス用語： トリアジン類 ,  数平均分子量

分類 (1件)： 単独重合  (CG04020S)

物質索引 (3件)： DBU ,  2-(フェノキシメチル)チイラン ,  1,3,5-トリス[2-(ベンジルチオカルバモイルオキシ)-3-メルカプトプロピル]ヘキサヒドロ-1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリオン

タイトルに関連する用語 (10件)： 五員環 ,  ジチオ炭酸 ,  エステル ,  アミン ,  誘導 ,  官能性 ,  チオール ,  アニオン重合 ,  屈折 ,  ポリスルフィド