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J-GLOBAL ID:201002276053215848   整理番号:10A0720154

Tti1とTel2は,哺乳類ラパマイシン標的蛋白質複合体のアセンブリーにおける重要な因子である

Tti1 and Tel2 Are Critical Factors in Mammalian Target of Rapamycin Complex Assembly
著者 (9件):
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巻: 285  号: 26  ページ: 20109-20116  発行年: 2010年06月25日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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HEK293T細胞での免疫沈降分析により,哺乳類ラパマイシン標的蛋白質(mTOR)と相互作用する新たな因子としてTti1を同定した。Tti1は,mTORC1複合体とmTORC2複合体の両者と構成的に相互作用し,これらの複合体の活性を正に調節していた。Tti1は酵母細胞と同様に,哺乳類細胞でもTel2と相互作用すること,Tti1はTel2-mTOR相互作用に介在していることも見いだした。Tti1とTel2は,mTOR以外のホスファチジルイノシトール3-キナーゼ関連蛋白質キナーゼとも相互作用し,安定化させる機能を示した。更には,ノックダウン実験に基づいて,Tti1とTel2が,mTOR複合体のアセンブリーに重要であることが明らかとなった。
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