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J-GLOBAL ID:201002276082053083   整理番号:10A0053567

カゼイン懸濁液の流動性および構造固定

Rheology and structural arrest of casein suspensions
著者 (6件):
資料名:
巻: 342  号:ページ: 564-570  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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構造固定が起る非常に高い濃度に至る粉乳懸濁液の流動性を検討した。検討した粉乳の主成分はカゼインであり,従って懸濁液をカゼイン懸濁液とみなしてよかった。4つの濃度領域を特定した。有効カゼイン体積分率0.54未満では零ずり粘度の濃度依存性は剛体球懸濁液のものと同様であった。しかし,カゼインの弾性変形のため剛体球ガラス転移で粘度は発散しなかった。体積分率0.55~0.61の範囲で粘度は濃度に対して驚くほど弱い依存性を示した。濃度に対するずり粘度の曲線の形はほとんど一定の粘度の領域の観測のため剛体球挙動から異常に逸脱した。この濃度領域の後に粘度が急激に増加する領域が続き,最終的に有効体積分率0.69で発散した。周波数依存流動性および拡散波分光法測定によると体積分率0.69を超えると懸濁液は非流動状態になった。最後に,カゼイン懸濁液の相対零ずり粘度の濃度依存性は,特定の体積分率を超えると浸透圧応力のために収縮することが知られている体積分率0.50未満および0.55超のミクロゲルのものと非常に似ていることを見いだした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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コロイドのレオロジー  ,  コロイド化学一般 
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