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J-GLOBAL ID:201002276229688756   整理番号:10A0163956

リン酸塩による変旋光触媒作用を利用したスクロースバイオセンサーの開発

Development of Sucrose Sensor Utilizing Mutarotation Reaction in Phosphate Buffer Saline
著者 (3件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 51-56 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0110B  ISSN: 0386-216X  CODEN: KKRBAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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通常スクロース測定用酵素電極にはインベルターゼ(INV),ムタロターゼ(MUT),グルコースオキシダーゼ(GOD)の3種の酵素を使用するが,中でもMUTは非常に高価である.本研究では,MUTを使用しない安価な2種類の酵素から成る電極を作成し,スクロース濃度測定の可能性について検討した.グルタルアルデヒドを用いてGODを白金に架橋結合した酵素電極(GOD電極)と,GODとINVを併せて白金に架橋結合した酵素電極(GOD+INV電極)を作成した.スクロース測定の際,リン酸塩によるα-D-グルコースからβ-D-グルコースへの変旋光触媒作用を利用した.スクロース濃度測定の最適条件,正確な測定に必要な試料の量,グルコースの測定値への影響,得られる電流値と基質濃度の関係を求めた.スクロース測定において最適な測定温度は308 K,緩衝液中のリン酸濃度は0.5 mol・L-1であることがわかった.スクロース溶液にグルコースを混ぜた状態でGOD電極,GOD+INV電極それぞれで電流値を求めた.その結果,GOD+INV電極電流値からGOD電極電流値を差し引いた電流値はスクロース濃度と直線関係を示したため,GOD電極とGOD+INV電極の2つの電極を使用すればスクロースの定量が可能であることがわかった.(著者抄録)
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分類 (2件):
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分析機器  ,  少糖類 
物質索引 (4件):
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