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J-GLOBAL ID:201002276531240578   整理番号:10A0448356

温帯域におけるピタヤ(Hylocereus undatus)の内成分および酵素活性の周日変化の季節間差異

Seasonal Differences in Diurnal Patterns of Metabolites and Enzyme Activities in Pitaya (Hylocereus undatus) Grown in a Temperate Zone
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 135-140 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 1882-3351  CODEN: EGKZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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温帯域で生育しているピタヤについて,有機酸と炭水化物含量およびホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ(PEPC),リンゴ酸酵素(ME),リンゴ酸脱水素酵素(MDH)の各酵素活性の周日変化を,夏と冬で比較した.夏には,リンゴ酸,クエン酸,デンプン含量は典型的なデンプン利用型CAM植物の変動を示した.酵素活性も夏には周日性を示し,特にME活性はリンゴ酸の変動と一致した.冬のリンゴ酸含量もCAM型の変化を示したが,蓄積量は夏の1/2程度であった.クエン酸は極めて低レベルでほぼ一定の値で推移した.冬の酵素活性は,一日を通じてほぼ一定の値で推移したが,PEPC活性は夏の最小値とほぼ同じであったのに対し,ME活性は夏の最大値と同程度であった.MDH活性は夏の方が高かったが,明確な周日性は示さなかった.これらの結果は,ピタヤは夏には正常な光合成とそれに続く代謝を行っているが,冬にはリンゴ酸の蓄積量が減少し,その後の代謝産物も減少していることを示している.この原因はPEPC活性とME活性の低下であると考えられる.既報の結果も踏まえて考察すると,これら酵素活性の低下には気温だけではなく,日長も寄与していると考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
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物質の代謝  ,  植物の生化学 
引用文献 (19件):
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