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J-GLOBAL ID：201002276753054047   整理番号：10A0925626

ヒトの尿中の5種類のフタレートモノエステルのガスクロマトグラフィ-質量分光分析を用いた定量

Determination of Five Phthalate Monoesters in Human Urine Using Gas Chromatography-Mass Spectrometry

著者 (8件)： KONDO Fumio (Aichi Prefectural Inst. Public Health, Nagoya, JPN) ,  IKAI Yoshitomo (Aichi Prefectural Inst. Public Health, Nagoya, JPN) ,  HAYASHI Rumiko (Aichi Prefectural Inst. Public Health, Nagoya, JPN) ,  OKUMURA Masanao (Aichi Prefectural Inst. Public Health, Nagoya, JPN) ,  TAKATORI Satoshi (Osaka Prefectural Inst. Public Health, Osaka, JPN) ,  NAKAZAWA Hiroyuki (Hoshi Univ., Tokyo, JPN) ,  IZUMI Shun-ichiro (Tokai Univ., Isehara, JPN) ,  MAKINO Tsunehisa (Tokai Univ., Isehara, JPN)
資料名： Bulletin of Environmental Contamination and Toxicology  (Bulletin of Environmental Contamination and Toxicology)
巻： 85  号： 1  ページ： 92-96  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： B0928A  ISSN： 0007-4861  CODEN： BECTA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトの尿中のフタレートモノエステルのGC-MS定量法を開発した。この方法では,尿を酵素処理してグルクロニドの脱抱合を行なった後,ヘキサンで抽出する。抽出したフタレートモノエステルをジアゾメタンでメチル化し,Florisilカラムで精製してから,GC-MSにかける。尿に検体を1μg/mL添加した試験での回収率は86.3-119%である。この方法による成人男女36人の尿の分析結果,モノ-n-ブチル-及びモノエチル-フタレートがすべての試料に検出され,中位数は60.0及び10.7ng/mL(女性の方が男性より高い),モノベンジル-及びモノ-(2-エチルヘキシル)-フタレートが75%と56%の試料に検出され,中位数は10.9と5.75ng/mLであり,モノイソノニル-フタレートはほとんどの試料に検出されなかった。検出された4種類の親フタレートへの曝露は,0.27-5.69μg/kg/dと推定される。

シソーラス用語： *カルボン酸エステル ,  *濃度 ,  尿中排泄 ,  定量分析 ,  *GC-MS分析 ,  曝露 ,  生体試料 ,  前処理 ,  試料調製 ,  性差
準シソーラス用語： *フタル酸エステル ,  *尿中濃度

分類 (3件)： 化学検査  (GC02020W) ,  人間に対する影響  (EE05050C) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  尿 ,  ガスクロマトグラフィ ,  質量分光分析 ,  定量