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J-GLOBAL ID:201002277178858968   整理番号:10A0863171

固体触媒上でのメタンからメタノールへの低温選択酸化反応

著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 351  発行年: 2010年08月10日 
JST資料番号: F0319A  ISSN: 0559-8958  CODEN: SHKUAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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メタノールへのメタンの酸化における不均一系触媒として,これまで塩基性酸化物,遷移金属酸化物,Fe-フタロシアニン錯体含有ゼオライトなどが用いられているが,メタノールの選択率が極めて低く,収率は約5%であった。これに対してPedanaらは濃硫酸中,ピピリミジン配位子を用いた白金錯体を触媒として,200°Cでメタンの選択酸化反応を行ない,メタンの転化率約90%,メタノール前駆体の選択率81%を得たが,この反応系が均一系であることから反応系からの触媒の分離や触媒の再利用が困難な問題があった。Schuthらは複素環共有結合網目状骨格を配位子とした白金錯体を触媒とし,酸化剤の硫酸や三酸化硫黄とメタンを200°Cで反応させたところ,選択率75%以上でメタノールが生成し,触媒の繰り返し使用が可能で回収も容易なことを明らかにした。これによってPedana触媒の問題点が解決されたが,なお,溶媒中に硫酸と三酸化硫黄が残留するため,純粋なメタノールを得るために脱硫を含めた精製操作が必要なこと,及び触媒コストに課題があることを指摘した。
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分類 (4件):
分類
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アルカン  ,  酸化,還元  ,  その他の触媒  ,  脂肪族アルコール 
タイトルに関連する用語 (5件):
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