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J-GLOBAL ID:201002277377551235   整理番号:10A1755204

Niめっき鋼線の表面光沢に及ぼす引抜き加工中の摩擦係数およびダイス面圧の影響 - Niめっき鋼線の表面光沢に及ぼす引抜き加工条件の影響 第2報 -

Effects of Friction Coefficient and Die Pressure in Drawingon Surface Gloss of Ni-plated Steel Wire - Effects of Drawing Conditions on Surface Gloss of Ni-plated Steel Wire (2) -
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巻: 51  号: 598  ページ: 1073-1077 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0076A  ISSN: 0038-1586  CODEN: SOKAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Niめっき鋼線のばね加工等での潤滑性と表面光沢の両立のため,最終パスでの加工条件が表面光沢に及す影響を検討した。試料は粉末潤滑剤を用いて伸線後に,最終パスでエマルションタイプの液体潤滑剤を用いて伸線した。検討に際しては,引抜き力が実験値と合致するように摩擦係数を仮定して有限要素解析を行い考察した。表面光沢はアプローチ角度に最も影響を受け,液体潤滑剤の希釈倍率は,本実験範囲内で光沢に及す影響は小さいことは,前報と同様である。こうした挙動はミーティングポイントでの最大摩擦せん断応力で支配されることを明らかにした。すなわち,アプローチ角度が大きく加工度が小さくなるにつれ,ミーティングポイント前の弾性拘束の増加で不均一変形となり,ダイスと線の最大接触圧が増加すること,および,粉末潤滑剤と液体潤滑剤の引込量が減少して摩擦係数が増加することで説明できる。
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引用文献 (5件):
  • 1) 中野元裕・植木啓文・宇都宮裕:塑性と加工,51-592 (2010), 419-423.
  • 2) Geleji, A., 五弓勇雄(訳):金属塑性加工の計算(下),(1965), 4-21, コロナ社.
  • 3) 荻窪紘明・浅川基男・田中裕一:58回塑加連講論,(2007), 591-592.
  • 4) Nakamura, Y., Kawakami, H., Matsushita, T. & Sawada, H.:Wire J., <b>13</b>-6 (1980), 54-58.
  • 5) 川上平次郎:85回塑加シンポテキスト,(1983), 27-36.

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