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J-GLOBAL ID:201002277447461662   整理番号:10A0333494

1999年イズミット地震の断層破砕帯に沿った応力場の空間的変化

Spatial variation of the stress field along the fault rupture zone of the 1999 Izmit earthquake
著者 (9件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 237-256  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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1999年イズミット地震(Mw7.4)の断層破砕帯に沿った応力場の空間的変化を,7個の明確な余震クラスタにおける初動極性データを用いて調べた。このアプローチでは,Horiuchi他(1995)の方法に合わせて,あるクラスタにおける全ての余震の初動極性を同時にインバージョンを行い,個々のイベントの応力テンソルパラメータおよび断層面解を決定する。余効滑りが顕著な場所では(Sapanca,Sakarya-Akyazi,Karadereセグメント),断層に平行または垂直な最大(σ1)及び最小(σ3)主圧縮応力軸を持つ応力テンソルが得られた。これは低い摩擦係数または断層の弱さを意味するのであろう。同様の特徴の応力テンソルがCinarcikクラスタからも得られたが,ここでは余震は地熱地域の地下の低速度帯に位置する。Yalovaセグメント周辺では,最大主応力軸は本震前のσ1の傾向に平行なままであった。このセグメントは地震時変位がほとんど,あるいは全くなかった。Golcukセグメントは5.5mという最大の地表変異が観測されたが,その周辺の応力テンソルは反時計回りに20~25度回転していた。しかし余震の配列は断層に平行のままである。これらの結果を強い地殻により解釈する。一方,イズミット地震の震源域では地震時変位が小さかったにもかかわらず,余震の配列及び応力テンソルの両方が回転していることが見出された。この特徴を弱い地殻によるものとする。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地震活動  ,  地震学一般 
引用文献 (53件):
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