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J-GLOBAL ID:201002277899519021   整理番号:10A1073493

トランスグルタミナーゼを用いた肝細胞埋込式ハイドロゲル充填マクロポーラス足場培養の開発

Development of hepatocyte-embedded hydrogel-filled macroporous scaffold cultures using transglutaminase
著者 (3件):
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巻: 52  号: 2-3  ページ: 276-281  発行年: 2010年11月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,大規模な組織様構造物の構築のための基盤的技術として,細胞埋込式ゲル充填マクロポーラス足場(CGS)培養法の開発を行った。本技術は,肝臓組織工学に不可欠の技術である。モルモット肝臓由来の組織トランスグルタミナーゼ(tTGase)は,主要な肝細胞に対し毒性を示さないことから,肝細胞埋込式ゼラチンゲル培養法を検討した。tTGase仲介性肝細胞埋込式ゼラチンゲル培養におけるアルブミン生産活性はコラーゲンゲル培養における活性と同様であり,肝臓特異的機能の発現のための肝細胞培養法の確立を示した。従って,肝臓の特異的機能の高発現を可能にする肝細胞埋込式ゼラチンゲル培養システムを構築できることが見込まれた。CGS培養システムを,37°CでのtTGase含有ゼラチン充填親水性処理足場と肝細胞懸濁液のインキュベートによって構築した。ポリ(L-乳酸)マクロポーラス足場(孔隙率:68.4%)を有するCGSにおけるアルブミン生産活性は,拡散問題からtTGase-ゼラチンゲル培養と比べて低かった。しかしながら,その活性は,マクロポーラスポリウレタンフォーム(孔隙率:98.8%)を有するCGSとtTGase-ゼラチンゲル培養との間で同じであった。他方,肝細胞のさらなる機能の改善がHGF含有ゲル培養とHGF/ヘパリン含有ゲル培養において達成された。これらの結果から,tTGase仲介性CGS培養は,工学的肝臓組織の構築のための基本的技術となると予測される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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培養工学一般 
引用文献 (18件):

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