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J-GLOBAL ID:201002278499847182   整理番号:10A0533630

コムギ-ダイズ連作圃場における外来雑草ネズミムギ(Lolium multiflorum Lam.)の埋土種子動態と出芽動態-耕起体系と不耕起体系の比較

Dynamics of seedbank and seedling emergence of Italian ryegrass (Lolium multiflorum Lam.) in wheat-soybean double cropped fields:a comparison between tilled and no-till systems
著者 (8件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 16-25 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0809B  ISSN: 0372-798X  CODEN: ZASKAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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耕起および不耕起体系のコムギ-ダイズ連作圃場にて,一年生イネ科冬雑草ネズミムギ(Lolium multiflorum Lam.)の埋土種子動態と出芽動態を比較した。調査はネズミムギの多発する現地圃場3圃場にて行った。ダイズ播種直後(8月)の埋土種子は,不耕起区では91~97%が土壌表層0~5cmに集中したのに対し,耕起区では44~51%が5~10cmに分布した。ダイズ播種直後の埋土種子数は耕起区(3,020~8,120m-2)と不耕起区(3,160~9,460m-2)でほぼ同数であったが,出芽動態は顕著に異なった。不耕起区では11月までに埋土種子数の36.8%が出芽したが,耕起区では9.6%であった。この期間の埋土種子は主に出芽により減少した。一方,冬期の減少要因は出芽と死滅(土中発芽後の死滅も含む)であり,耕起区の5~10cmの埋土種子は主に死滅により減少したと考えられた。翌年種子散布前(5月)までの埋土種子減少率は耕起体系にかかわらず90~94%と推定された。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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畑作物一般  ,  雑草による植物被害  ,  栽培的防除 
引用文献 (24件):
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