インドのレイシ(Litchi chinensis)品種の品質側面と放射線処理効果

HAJARE Sachin N.; SAXENA Sudhanshu; KUMAR Sanjeev; WADHAWAN Surbhi; MORE Varsha; MISHRA B.b.; NARAYAN PARTE Madan; GAUTAM Satyendra; SHARMA Arun

文献

J-GLOBAL ID：201002278719220356 整理番号：10A0582591

インドのレイシ(Litchi chinensis)品種の品質側面と放射線処理効果

Quality profile of litchi (Litchi chinensis) cultivars from India and effect of radiation processing

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資料名：
巻： 79 号： 9 ページ： 994-1004 発行年： 2010年09月
JST資料番号： D0627A ISSN： 0969-806X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

レイシ(Litchi chinensis)は非クライマクテリック型熱帯性果実である。果実の貯蔵期間は短く,市場取引が困難である。二種類の商用に栽培されたインドのレイシ品種「Shahi」と「China」の物理的性質,生化学的性質,細菌学的性質,官能的性質を調べた。γ線照射と低温貯蔵が上記パラメータに及ぼす影響を評価し,レイシ貯蔵期間延長に最適な処理パラメータを標準化した。解析した物理的及び生化学的パラメータは重さ,含水率,pH,滴定酸度,テクスチャ,色,全糖分,還元糖,全可溶性固形物,ビタミンC,フラボノイド含量などである。新鮮な果実の重さ,含水率,pHはそれぞれ21~26g,74~77%,3.7~4.4であったが,全糖と還元糖はそれぞれ10~15と10~13g%であった。「Shahi」のビタミンC含量は17~19mg%であったが「China」のそれは22~28mg%であった。新鮮な果実のフラボノイド含量は26~34μgカテキン等価/gであった。全表面及び内部の細菌量はそれぞれ約4及び3logcfu/gであった。表面のイースト菌測定は(YMC)は約3logcfu/gであったが,内部のYMCは約2logcfu/gであった。放射線処理は微生物負荷を線量に依存して低下させた。0.5kGy照射は果実の品質パラメータに有意な影響を与えなかった。照射した果実は貯蔵期間中「良好な」官能検査等級を保持した。従って,放射線処理(0.5kGy)と低温(4°C)貯蔵の組合せによりレイシ果実の貯蔵寿命28日を実現した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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食品照射 , 果実とその加工品

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