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J-GLOBAL ID：201002280076036972   整理番号：10A0919973

結晶面選択的鉄イオン担持による可視光応答型酸化チタン光触媒ナノ粒子の開発

Development of a visible-light-responsive rutile rod by site-selective modification of iron(III) ion on specific exposed crystal faces

著者 (2件)： 村上直也 (九州工大 大学院工学研究院) ,  横野照尚 (九州工大 大学院工学研究院)
資料名： 光化学  (Photochemistry)
巻： 41  号： 2  ページ： 77-80  発行年： 2010年08月25日 
JST資料番号： L1031A  ISSN： 0913-4689  CODEN： KOKAEQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 酸化チタンを可視光応答化させるための筆者らのグループの研究から,金属イオンを修飾することにより可視光応答型光触媒を開発した例を紹介した。チタン(IV)酸化物(TiO₂)粒子と遷移金属イオンのハイブリダイゼーションによりそのような光触媒を開発し,さらに光触媒活性の増強のため,TiO₂表面の特殊なサイトを鉄(III)イオン(Fe³⁺)により選択修飾した。可視光においてもナノオーダで反応場を分離することが高活性光触媒の開発に重要であることが示唆された。

シソーラス用語： 酸化チタン ,  *光触媒 ,  ナノ粒子 ,  光照射 ,  触媒活性 ,  鉄 ,  カチオン ,  結晶面 ,  二酸化炭素 ,  反応場 ,  遷移金属 ,  分子ハイブリダイゼーション
準シソーラス用語： 可視光照射 ,  *二酸化チタン ,  ハイブリダイゼーション

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  光化学一般  (CB08010U)

引用文献 (11件)：

• NISHIJIMA, K. Appl. Catal. A : Gen. 2008, 337, 105
• NISHIJIMA, K. Appl. Catal. B : Environ. 2008, 84, 584
• OHNO, T. New. J. Chem. 2002, 26, 1167
• TAGUCHI, T. New J. Chem. 2003, 27, 1304
• BAE, E. J. Mol. Catal. A : Chem. 2009, 300, 72

タイトルに関連する用語 (8件)： 結晶面 ,  鉄イオン ,  担持 ,  可視光 ,  応答 ,  酸化チタン光触媒 ,  ナノ粒子 ,  開発