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J-GLOBAL ID：201002280369880239   整理番号：10A1118228

繰返し衝撃荷重を受ける鉄筋コンクリート版の破壊挙動に関する実験的研究-防波堤ケーソン壁の局部損傷を対象とした鉄筋コンクリート版の衝撃載荷実験-

EXPERIMENTAL STUDY ON MECHANICAL BEHAVIOR OF RC SLABS SUBJECTED TO REPEATED IMPACT LOADS

著者 (3件)： 松林卓 (前田建設工業) ,  川端雄一郎 (港湾空港技研) ,  岩波光保 (港湾空港技研)
資料名： 前田建設技術研究所報(CD-ROM)  (Report of Technical Research Institute, Maeda Corporation (CD-ROM))
巻： 51  ページ： ROMBUNNO.KURIKAESHISHOGEKIKAJUOKERU  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： F0104C  ISSN： 2423-9194  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 繰返し衝撃荷重を受ける鉄筋コンクリート版の押抜きせん断破壊に対する破壊挙動の把握および性能評価手法の検討を目的として,四辺支持された鉄筋コンクリート版に対して重錘落下による繰返し衝撃載荷実験および静的載荷実験を実施した。その結果,押抜きせん断によるひび割れが明確に形成されるまでの鉄筋コンクリート版の残留耐力は健全な場合の8割程度以上であり,その後ひび割れの開口とともに耐力も急激に低下することが明らかとなった。また,損傷を受けた鉄筋コンクリート版の健全な場合に対する残留耐力の比を用いることで,繰返し衝撃荷重に対する押抜きせん断耐荷性能評価を行える見込みを得た。(著者抄録)

シソーラス用語： 防波堤 ,  *ケーソン ,  スラブ ,  *衝撃荷重 ,  *繰返し荷重 ,  外傷 ,  衝撃試験 ,  残留強度 ,  押抜剪断
準シソーラス用語： 局部損傷 ,  *繰返し衝撃荷重 ,  残留耐力 ,  静的載荷実験 ,  鉄筋コンクリート版 ,  破壊挙動

分類 (1件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (8件)：

• 平山克也他: 2004年に来襲した台風による波浪災害事例, 港湾空港技術研究所資料, No.1101, 2005.6
• 国土交通省港湾局監修: 港湾の施設の技術上の基準・同解説, 日本港湾協会, 2007.7
• 例えば, 岸徳光他: 低速度衝撃を受ける四辺支持RC版の耐衝撃設計法に関する一提案, 構造工学論文集, Vol.55A, pp. 1327-1338, 2009.3
• 山田岳史他: 曲げ破壊型RC はりの耐衝撃設計法に関する研究, コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.3, pp. 799-804, 2007.7
• 松林卓他: RC はりの耐衝撃性に影響を及ぼす要因の実験的検討, コンクリート工学年次論文集, Vol.30, No.3, pp. 841-846, 2008.7

タイトルに関連する用語 (9件)： 繰返し衝撃荷重 ,  鉄筋コンクリート版 ,  破壊挙動 ,  実験的研究 ,  防波堤 ,  ケーソン ,  局部損傷 ,  衝撃 ,  載荷実験