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J-GLOBAL ID:201002280841734446   整理番号:10A0537837

結晶構造に基づく植物種子11Sグロブリンの保存性と相違性

Conservation and divergence on plant seed 11S globulins based on crystal structures
著者 (10件):
資料名:
巻: 1804  号:ページ: 1432-1442  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二種のプロ11Sグロブリン,すなわち菜種プロクルシフェリンとエンドウ豆プロレグミンの結晶構造をここに提示した。それらを植物種子11Sと7Sグロブリンの他の既知構造と広く比較した。一般的に,11Sグロブリンの結晶構造での無秩序領域は5つの可変領域に対応した。プロクルシフェリンの可変領域IIIは比較的短く,ループ構造中に存在した。他のプロ11Sグロブリン結晶のこの領域は極めて無秩序であった。局所ヘリックスとストランド変化も,一般的構造保存にもかかわらず群を越えて起こった。どのようにしてこれらの変化が特異的物理化学的,機能的および生理的性質を変化させるのかを示した。分子表面の脂肪族疎水性残基がグロブリンのTm値とよく相関していた。熱安定性に影響すると報告されている他の構造特徴も考慮したが,それぞれの因子が相加的あるいは減算的影響を有するため決定的結論を引き出せなかった。プロA3B4と成熟A3B4の比較で,可変領域IIとIV近くのr.m.s.d.値の増加を明らかにした。二つの領域はIE面上に存在した。11Sと7Sグロブリンのアラインメントに基づく二次構造は16の同一残基を明らかにした。プロA3B4配列に基づくと,Pro60,Gly128,Phe163,Phe208,Leu213,Leu227,Ile237,Pro382,Val404,Pro425とVal466が三量体形成と安定化に関係していた。Gly28,Gly74,Asp135,Gly349とGly397は正しい球形折り畳みに関係していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子構造  ,  植物の生化学 
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