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J-GLOBAL ID:201002281800324744   整理番号:10A0445039

磁場において小分子を配向させる平行重ね芳香族宿主 カプセル封じによる誘導残留双極子結合

Parallel-Stacked Aromatic Hosts for Orienting Small Molecules in a Magnetic Field: Induced Residual Dipolar Coupling by Encapsulation
著者 (10件):
資料名:
巻: 132  号: 11  ページ: 3670-3671  発行年: 2010年03月24日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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残留双極子結合(RDC)は,分子が溶液中で異方性に配向されているときNMRにより観察できるスピン活性の核の磁気誘導双極子結合である。RDCは結合された核双極子のベクトルにより規定された角度および応用された磁場の関数であるので,RDC値は測定された分子の3D構造情報を含んでいる。応用された磁気に関して平行および垂直な配座の間にわずかな相違があるので,π共役分子は磁気的に配向されRDC活性である。しかし,このエネルギー差は非常に小さく,RDCは高範囲のπシステムを持つ大きな芳香族分子に対してのみ検出できる。生体分子の磁気配向を高めるため重合体配向媒体として液晶,バイセルおよび繊維状ウイルスが開発されたが,相互作用が弱いため小さい有機分子に対しては不適であった。もしRDCサイレント分子が多重平行πシステムを持つ配向分子宿主において密にカプセル封じされているならば,標的分子も宿主内で配向され,RDC活性となると予測した。柱状ケージおよびインターロックされたケージは平行の大きい芳香族リガンドから成りRDC活性であって,ピレンおよびRDCサイレント芳香族に対し明らかに検出できるRDCを誘導することを報告した。
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分類 (4件):
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分子の電気的・磁気的性質  ,  有機化合物の磁気共鳴スペクトル(分子)  ,  芳香族単環化合物一般  ,  分光分析 
物質索引 (1件):
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